「LPを作ったけど、問い合わせが全然来ない」
「広告を出しているのにコンバージョンが低い」
「どこを改善すればいいか分からない」
ランディングページ(LP)は、広告やSNSからの流入を「問い合わせ」「購入」「申込み」などの成果につなげるための専用ページです。
しかし、ただ情報を並べるだけでは成果は出ません。この記事では、成果につながるLPの作り方を構成・デザイン・改善の観点から解説します。
この記事で分かることは次のとおりです。
- • LPとコーポレートサイトの違い
- • 成果が出るLPの基本構成(7つのセクション)
- • コンバージョン率を上げるデザインのポイント
- • LP制作の費用相場
- • ABテストによる改善方法
LPとコーポレートサイトは何が違う?
LPはランディングページの略で、「1つのページで1つのゴール」を達成するために設計されたページです。
コーポレートサイトが会社の情報を幅広く伝えるのに対し、LPは特定の商品・サービスに特化して、訪問者を特定のアクションに導くことが目的です。
| 項目 | LP | コーポレートサイト |
|---|---|---|
| 目的 | 1つのゴール(問い合わせ・購入など) | 会社情報の総合的な発信 |
| ページ数 | 基本的に1ページ | 複数ページ |
| ナビゲーション | 原則なし(離脱を防ぐ) | あり |
| 主な用途 | 広告・キャンペーン・新商品告知 | 会社の信頼性確認・採用 |
成果が出るLPの基本構成(7つのセクション)
- 1. ファーストビュー(キャッチコピー+CTA)
- 2. 課題・悩みの提示
- 3. サービス・商品の紹介
- 4. 選ばれる理由・強み
- 5. 実績・事例・お客様の声
- 6. よくある質問(FAQ)
- 7. 締めのCTA(申込・問い合わせボタン)
1. ファーストビュー(最重要)
ユーザーがページを開いて最初に目にする部分です。ここで「自分に関係ある」と感じてもらえないと、すぐに離脱されます。
キャッチコピー・ベネフィット・CTAボタンの3点セットを必ず入れましょう。
ファーストビューで伝えるべき3つのこと
- • 誰のためのサービスか(ターゲット)
- • 何を提供するか(サービス内容)
- • なぜ今行動すべきか(緊急性・ベネフィット)
2. 課題・悩みの提示
ターゲットユーザーが抱える悩みや課題を具体的に言語化します。「そうそう、まさにこの悩みを持っていた!」と感じてもらえると、次のセクションへの関心が高まります。
5. 実績・事例・お客様の声(社会的証明)
「本当に効果があるのか?」という疑問に答えるセクションです。実際の導入事例・数字・お客様の声を入れることで、信頼性が大きく向上します。
具体的な数値(「導入後3か月で問い合わせ2倍」など)があると説得力が増します。
コンバージョン率を上げるデザインのポイント
CTAボタンの最適化
CTAボタン(行動を促すボタン)は、LPで最も重要な要素のひとつです。色・文言・サイズ・配置によってクリック率が大きく変わります。
CTAボタンで意識すること
- • 背景色と対比する目立つ色を使う(オレンジ・赤・緑が多い)
- • 「申込む」より「無料で相談する」など具体的な文言にする
- • ページの上部と下部など複数箇所に配置する
- • スマホでは指が届きやすいサイズにする
信頼性を高める要素
- 実績数・導入企業数・顧客満足度などの数字
- メディア掲載・受賞歴
- セキュリティバッジ・SSL証明書の表示
- 顔写真付きの担当者紹介
スマホ対応は必須
LP流入の多くはスマホからです。広告からスマホでLPに来て、フォームが使いにくいと大きな機会損失になります。スマホでの表示・操作性を最優先で設計しましょう。
LP制作の費用相場
| 制作方法 | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 制作会社(大手) | 50〜200万円 | 高品質・時間がかかる |
| 制作会社(中小・格安) | 10〜30万円 | コスパ良・早い |
| フリーランス | 5〜30万円 | 人による品質差大 |
| 自作(ツール使用) | 数千円/月〜 | 手間がかかる |
ABテストで継続的に改善する
LPは作って終わりではありません。ABテスト(A/Bテスト)で複数のバリエーションを比較し、成果の高い方を採用することで、コンバージョン率を継続的に改善できます。
ABテストで試すべき要素
- • ファーストビューのキャッチコピー(文言の変更)
- • CTAボタンの色・文言・位置
- • メインビジュアルの画像(人物あり・なし)
- • フォームの項目数(少ない方がCVRが上がることが多い)
改善の基本的な考え方
一度に複数の変更をすると、何が効果的だったか分からなくなります。1回のテストで変更するのは1つの要素だけにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. LPとホームページ(コーポレートサイト)はどちらを先に作るべきですか?
目的によります。広告を出してすぐに成果が欲しい場合はLPが先で、会社の信頼性を伝えることが優先ならコーポレートサイトを先に作るのがおすすめです。理想的には両方あると効果的です。
Q. LPはどれくらいの長さが適切ですか?
商品・サービスの価格帯と複雑さによります。低単価・シンプルなサービスは短め(スクロール3〜5回分)、高単価・複雑なサービスは長め(スクロール10回以上)の方がコンバージョンしやすい傾向があります。
まとめ
成果が出るLPを作るためのポイントを整理します。
- ✓ ファーストビューでターゲット・ベネフィット・CTAを明確に
- ✓ 構成は「課題→解決→実績→FAQ→CTA」の流れで
- ✓ CTAボタンは目立つ色・具体的な文言で複数配置
- ✓ スマホ対応を最優先で設計する
- ✓ 公開後もABテストで継続改善する
LPは「作って終わり」ではなく「作ってからが始まり」です。データを見ながら継続的に改善することで、成果につながるLPに育てていきましょう。