「Google Analyticsを入れているけど、何を見ればいいか分からない」
「数字がたくさんあって、どれが重要なのか判断できない」
「データを見てもどう改善すればいいか分からない」
Google Analytics 4(GA4)はホームページのアクセスを分析するための無料ツールです。うまく活用することで、「どのページが人気か」「どこで離脱しているか」「どこから問い合わせにつながっているか」が分かり、サイト改善に役立てられます。
この記事で分かることは次のとおりです。
- • GA4の基本的な考え方
- • 最初に確認すべき5つの指標
- • よく使うレポートの見方
- • データをもとに改善する方法
GA4(Google Analytics 4)とは?
GA4は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。ホームページに設置したトラッキングコードによって、訪問者の行動データを収集・分析できます。
2023年にGA4が標準となり、以前使われていたUniversal Analytics(UA)は終了しました。
まだGA4を設定していない方へ
まずはGA4のプロパティを作成し、サイトにタグを設置することから始めましょう。Google Tag Managerを使うとタグの管理が楽になります。
最初に確認すべき5つの指標
① ユーザー数
サイトに訪問したユニークユーザーの数。集客の規模感を把握する基本指標。
② セッション数
サイトへの訪問数。同じユーザーが1日に複数回訪問した場合もカウントされる。
③ エンゲージメント率
10秒以上滞在・コンバージョン発生・ページ移動のいずれかが起きたセッションの割合。コンテンツの質を示す指標。
④ コンバージョン数
問い合わせ・資料請求・購入など、目標とするアクションが完了した回数。
⑤ 流入チャネル
ユーザーがどこからサイトに来たか(検索・SNS・広告・直接入力など)の内訳。
よく使うレポートの見方
レポート → 集客 → トラフィック獲得
どのチャネルからユーザーが来ているかを確認できます。「Organic Search(検索)」が多ければSEOが機能している証拠、「Paid Search(広告)」が多ければ広告依存度が高いことが分かります。
レポート → エンゲージメント → ページとスクリーン
どのページがよく見られているかを確認できます。人気ページを強化し、流入が少ないページは改善するという判断ができます。
レポート → エンゲージメント → コンバージョン
設定したコンバージョンイベントの発生状況を確認できます。どのページ・どのチャネルからコンバージョンにつながっているかを把握することで、効果的な改善が可能です。
データをもとに改善する方法
PDCA サイクルでホームページを育てる
- Plan(計画):「問い合わせページのCVRを上げる」など改善テーマを決める
- Do(実行):ボタンの位置変更・文章の改善などを実施する
- Check(確認):GA4でエンゲージメント率・CVRの変化を確認する
- Action(改善):効果があれば継続、なければ別の改善を試みる
よくある改善パターン
アクセスはあるが問い合わせが少ない
→ 導線の改善(CTAボタンの追加・強調)、フォームの簡素化
特定のページで離脱が多い
→ コンテンツの改善、ページの読み込み速度を確認
検索からの流入が少ない
→ SEO対策を強化する、コンテンツを追加する
スマホからのCVRが低い
→ スマホ表示・操作性の改善、フォームのスマホ最適化
コンバージョン計測の設定方法
GA4の効果を最大限に発揮するには、コンバージョン計測の設定が必要です。問い合わせフォームの送信完了ページへのアクセスを「コンバージョン」として設定することで、どの流入からの問い合わせが多いかを把握できます。
コンバージョン設定の手順(概要)
- 1. GA4管理画面 → 設定 → イベント を開く
- 2. 「イベントの作成」で問い合わせ完了ページへのアクセスイベントを作成
- 3. 「コンバージョン」でそのイベントをONにする
- 4. 1〜2日後に計測が始まる
よくある質問(FAQ)
Q. GA4は無料で使えますか?
はい、完全無料で使えます。有料版(GA4 360)もありますが、中小企業は無料版で十分です。
Q. どれくらいの頻度でGA4を確認すべきですか?
最低でも月1回は確認しましょう。キャンペーン実施中や施策を打った直後は週1回程度確認すると、効果の変化を把握しやすくなります。
まとめ
GA4は難しそうに見えますが、まずは基本の5指標(ユーザー数・セッション・エンゲージメント率・コンバージョン・流入チャネル)を確認するだけでも、サイト改善の方向性が見えてきます。
今日からできること
- 1. GA4を設定する(まだの場合)
- 2. 月1回、基本5指標を確認する習慣をつける
- 3. 問い合わせのコンバージョン計測を設定する
- 4. 気になる数値があれば原因を調べて改善を試みる
データを見ることで「なぜ成果が出ないのか」が見えてきます。感覚ではなくデータで判断することが、ホームページの成果を高める近道です。